VRと少年の心について

 

黄砂の舞う青い海を漁船が行くのを見ると、どうやら春めいてきました。

 

今日はVRについて。多面的な解釈ですので、おかしい点もあります。

 

2千年前に仏陀が説いたのが現代科学だといいます。

小さき惑星ほど、質量がすさまじいために空間を掘り下げていき、限りなく深い穴を作ってブラックホールとなる。という

質量が大きいほど、重力が大きいので他の惑星が干渉してゆがみます。

身近では、月と地球の潮の満ち引きや、女性の月の関係もそうです。

 

干渉して歪んだ惑星の研究をすすめて、アインシュタインの相対性理論までは、ビッグバンの理由がわかりませんでしたが、ヒッグス粒子の解析に成功し、現在のブラックホールはビッグバンの時代から続いていることの根拠がわかったそうです。

 

それはつまり、ビッグバン(宇宙誕生)を人類が再現できるという仮説の上に成り立っています。

 

でも、なぜ再現する必要があるんでしょうか。

敵を仮想して、いったいどこにむかうんでしょう。

 

そう、戦争がそのまま今日のご飯につながった時代のことです。

 

現代ではどうも科学が魔法のように思えて仕方ない。

少なくとも私には今日のご飯や、着る服や、飲むものの方が大事です。

 

 

そこで仏陀がが説いたのが、「苦しみをなくす努力は無駄である」

キリストは「すすんで損なことをしなさい」ということです。

 

 

西欧由来の科学とは、本来どういったものでしょうか。

それは、「神との折り目正しき関係の修復」が目的だったわけです。

 

ですが、現代科学の恩恵は夜を照らしましたが同時にすさまじい格差を生み、日本だけで戦後1億人以上の人工中絶をし、輸送の飛行機などでの石油の浪費や、森林伐採の自然災害を当然のものとしました。

 

 

こういった現実認識なしで、若者はなぜポケモンGOをしている。

なにもない景色の中の、太古から同じ土の上でなぜ脳内で想像しないで、画面内を仮想拡張して現実化できるのでしょうか。

 

 

きっと

 

お気づきの方もいるでしょうが、最近のVR(拡張現実)には科学そのものが独り歩きしている違和感があります。

 

 

大衆の感覚ではそれを「長い物には巻かれろ」といいます。

 

とりわけ

 

エレキは私には相性が良すぎるので、反対の立場にいるわけですが、普通の感覚では「電気の独り歩き」は技術進歩のためといわなければ、ただの「お金集めのため」、「実益を伴う趣味」ではないでしょうか。

 

そして

 

趣味はその範囲を超えないから良いのであって、実益につなげると趣味は趣味ではなく、拘束された労働になるわけです。

 

 

ここで言えるのは、「生産は破壊より上」だという西欧の科学志向です。

 

かつてウェーバーやロックが提唱して、日本は開国し、フランスは革命し、ドイツは壁を壊し、アメリカは核開発です。

 

その基軸となっていたのは、哲学。

 

We die young(若くして死ぬ)

 これは、若者が戦争に召集させられるという意味を含む、聖書の一説にもとづく西欧の思想です。

 

科学にはこういった毒が多分にあります。

 

 

しかし東洋はこういう考え方をしません。

 

東洋の文字からそういう発想にはならないそうです。

 

科学があればすべて平等に恩恵を受けるというのは幻想です。

 

 

 

 

 

 

でもなぜか西欧はいいものだという誤解があります。

 

 

 

 

極東の島国において、少年の心だけは鎖国しなくてはなりません。

 

 

 

なので

 

アキバのアイドル文化も、露骨なフェミニズムや、幼稚化したメディアもこれはこれで一つの鎖国の形ではないかと思うようになりました。

 

 

ただし、誰もが子供ではいけないですから、日本独自の創作を通して死ぬまで少年の心には本質を見失わないでいてほしいと願うばかりです。

 

欲を言うなら、もう少しマンガ本を減らす方がいい。

 

 

日本の本の刷新量、出版業界数は世界一だといわれています。

 

つまり日本人は早熟な民族らしいです。

 

 

 

そのため、早期から「死の宣告」を受けているのだという自覚がある。

 

 

芳香豊かなワインは、ブドウのうちから太陽に晒して、腐食を早めておくのだといいます。

 

腐ったものは日常の英雄です。

酒に限らず、豆腐や発酵食品、味噌、というありふれた日常にこれでもかという風にあふれています。

 

 

成熟した大人を作るには、カガクよりガガク(雅楽)の方がよっぽど拡張現実するような気がしますが

 

 

いかがでしょうか

 

 

 

 

 

 

ありがとうござぃました。