５天体逆行と魚座満月について

 

八月も終わり、台風のシーズンになりました。

 

今の時期は夜に雲が晴れていることが多く、大きな月と並行して大きく輝く木星と冥王星の重なりが見えます。

そしてそのすぐ隣に土星がやや鈍く光っているのが見えます。

それらは山羊座の範囲内で確認できるので、一か所にまとまって輝いている星があったら多分それは星座の輝きではなく、巨大なガス天体です。

 

太陽系で最も大きな木星、次に大きな土星、そのあとに続く天王星、海王星、冥王星がいわゆる「社会的天体」と呼ばれています。

 

これらの順行期間は終わって、現在は5天体が逆行する期間に入りました。

 

水星の逆行などはよくみまけますが、これは個人への影響です。

木星以降の社会的天体の場合、社会的に影響力をもちますので、社会がストップすることで個人への問いかけを続けます。

 

例えば、周りの状況はどんどん変化していっているのに、自分は取り残されているとか。周りはこう変わっていくけど、あなたはどうするの？というのがこの逆行の流れとなります。

 

正直、こういう状況はきついです。

 

それは誰にとっても言えることですよね。

 

公私のバランスが崩れて、新たな価値観を要求される時期です。

これは9月の中旬位まで、暗示してきます。

 

さらにいえることは、社会天体である土星がまた順行で水瓶座に戻る12月に革命ともいえる何かを暗示するイベントがあるかもしれないということです。

 

 

全体的には良い方向へ向かっていますが、厳しい座相はもうしばらく続きそうです。

 

9月2日には満月が魚座という夢見の星で展開されるので、現実社会の天体逆行に対して大きな対立が焦燥感を煽動してしまいます。

 

急激な変化とか、急な運動は控えて本日はおとなしくしましょう。

 

 

 

ではチャートを見てみましょう。

 

 

2020年9月1日

 

----- each other (Planets)

----- Placidus System

 

このチャートの中で面白いのは、月と太陽の位置です。

 

乙女座という計画実行の星に太陽と水星がある季節で、真向かいにあたる水瓶座に月だけがあります。

 

しっかりと計画して作業をすすめてもいいですし、今日の夜くらいから魚座に変わる満月ですのでそれから計画を練ってもよさそうです。

 

 

天気が良ければ、おおきな月が見られるかもしれません。

 

 

ではまた次回。