アクエリアス時代の夜明けについて

 

師走。いかがおすごしでしょうか。

 

2020年最大の天体現象というのは、各界で騒がれていました。

 

12月21日、冬至入りが水瓶座土星木星時代の到来となりますが、やはり個人的な見解ではこれは序の口というか、冥王星の位置が完全に水瓶座入りするのが2024年なので、それが革命となるような気がします。

 

アクエリアスエイジの特徴については、以前にも書きました。

 

革命と調和、情報伝達と誤解、機械文明とオーガニック。

 

それらのどれをとっても裏と表があり、白黒同時に存在しています。

 

陰陽五行説ではこれを、インヤンという調和のシンボルで表現しますが道教にもこれに通じるものがあります。

 

 

それではまず

 

太陰暦でみると、新月から毎月1日が始まります。

 

12月15日の新月では日食を見られるところもあったそうです。

 

13日に今回、新しい曲をリリースしました。

 

精神的な夜明けについての歌詞になっています。

 

曲は中島みゆきさんなどから影響を受けて書いた曲です。

 

 

 

 説明文(国内向) : ラピスラズリとは瑠璃色の別名。黄金がちりばめられた鉱物の名前。Oreganoがどんな困難にも負けずに乗り越えられるように想いを込めた曲。風を含むと色が藍色に変わる藍染のように、野外の風や波音の中で歌って録音したアンプラグドなチューン。彼のオーガニック・スピリットを表現したものだ。カバー写真は沖縄のグリーンフラッシュ。

説明文(海外向) : Lapis Lazuli is a gem stone, and also the name of color.Oregano arranged this song just to heal the others who are brokenhearted.This song was recorded under the nature and sun that express his organic spirit.

 

 

 

 

以下、歌詞を掲載しています。

 

 

歌詞:oregano

 

いつでもすぐに 会えるからねと

面倒くさくなって 会えないまま

面と向かえば 言えないくせに

溜息も涙も 照れくさいと

 

これが自分の やり方だよと

投げ捨てるように 泣いたけれど

 

夜が明けるよ 藍色の世界の果ての

遠くから眺めて祈りたい

星のない夜に

 

言いたいことを言えずにいたら

食欲がなくなって 孤独になる

瞳を見つめ 言える関係

近頃じゃすっかり 減っています

 

これが世間の やり方だよと

吐き捨てるように 笑えたなら

 

夜は明けるよ 灰色の宇宙の果てに

生まれ変わった朝に 咲く花

消えないもの

 

夜が明けるよ 藍色の世界の果ての

遠くから眺めて祈りたい

もうすぐ夜は明けるよ

 

灰色の宇宙の果てに

生まれ変わった朝に 吹く風

消えないもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて

 

 

 

来年は2021年、辛丑年です。以前のブログでも書いてあります。

2020年の庚と2021年の辛は、五行ではとなっています。

 

 

 

方位は北東辺りですが、時間は深夜1時から4時くらい。

まっ暗い時間で、陰陽では陰にあたります。

 

 

2020年の干支はネズミで、種が芽生えて、大繁殖するという暗示がありましたが2021年は丑です。丑は太陽とセットで、古くは古代エジプト時代から太陽神ラーは牛の形でもありました。旧約聖書によく出てくるため、旧約的な動物のシンボルとかユダヤ的なとらえ方をします。

 

 

 

有名なのは、モーセがエジプトを脱出して引き連れてきた民衆が、モーセが山に行ってる間に、話し合った末にみんなの大事なお金で金ぴかの牛の像を作ったので、帰ってきたモーセがブチギレたという話があります。

 

 

 

旧約的でなんとなく、おかしな話ですよね。笑

 

 

ただ、牛は繁栄とか富や財産の象徴ですので、拝金主義的な気持ちになるのはわかります。

 

 

 

新約聖書だと、旧約を戒める形でイエスが挙げた動物のシンボルで羊が登場します。羊の話で有名なのは、羊飼いが100頭の羊の中、1頭を見失った時どうするかという話です。

 

残り99頭も大事ですが、いなくなった1頭のために99頭をほったらかしてでも必死になってその1頭を探すようにと説きます。

 

 

要するに、利益をとるなら損をしろということですので、また新しく新約的な動物として書いてあります。

 

 

 

これらを踏まえて、富や財産を牛という動物でシンボライズするのがルールとなっている西欧型の解釈やリーディングは多いです。

 

 

 

占星術で、おうし座の守護性は金星でもあります。

楽しいこと、うれしいことの象徴的存在が金星です。

 

 

 

金星というのは、太陽星座での星読み、月星座での星読みをする上でのアンテナですので、アスペクトになる惑星と繋げることで正確な惑星ともとらえられます。明けの明星、宵の明星は金星です。

 

 

 

丑はまた、紐という字でもありますので、「つなげる」、とか「繋ぐ」という役目を持っています。

 

 

 

みなさんはどんなイメージで2021年を迎えるでしょうか?

 

 

そして、2021年は風の年といわれています。

 

風はAirで、風船がわかりやすいですが型にはまる、とか体系的にいえば「道」の年ではないでしょうか。

 

 

 

風なしではなびかない大凧は、しっかりと紐で繋ぐことによって天空でも飛ばされずに自由に飛ぶことができます。

 

 

 

自分の身の丈、守備範囲というものを熟知しているからこそ、そのフィールド内では自由な技を出せる、というのが日本人的な「道」でした。

 

 

武道、茶道、芸能、なんでもそうですが、道のつくものはすべてパターンとして知ることを繰り返しているうちに、考えなくても体が動くというのを目指しています。

 

 

とはいえ

山羊座木星土星冥王星は、約3年間続きましたので、水瓶座移行後もしばらくこの山羊座的な保守的な流れは続いていきます。

 

 

 

前のブログの補足ですが、山羊座のうちに復習を兼ねて書いていくことにしましょう。

 

 

 

四次元:太陽(精神的なもの)

 

三次元:惑星(思考や感情を司るもの)

 

二次元:月(クセや自我を司るもの)

 

一次元:地球(物質や肉体を司るもの)

 

 

一般的な素人の星占いは四次元のみのものをいいます。

 

例えば、1月生まれだから水瓶座で、ミステリアスだとか、3月生まれだから魚座で、子供っぽいとか。相性はどうだとか。

 

そしてプロの占いでは、占命盤を使いそれぞれ誕生日から太陽星座と月星座を出した、三次元を踏まえた二次元のものをいいます。

 

例えば、金星と月が60度のアスペクトだから、しばらく我慢すればご褒美がある、とか。月と火星が90度だから感情の爆発に気を付けて、とか。相性はどうだとか。

 

そしてプロの占いで、モノや体を使う占いはすべて1次元のものをいいます。

例えば、この水晶玉から見えるのは、こういう癖をこういう物や食べ物を使って自己イメージを高めることで改善できます、と断言するとか。どこどこ式の統合のワークとか、ヨガで体を使ったうえでの性格を踏まえて、モノを提供してリピーターを繋ぎとめる働きで、意欲を向上させるとか。

 

 

ですが、すべてこうだと言い切れません。その辺が、人生のキャンバスという表現の場において白でもない黒でもない、グレーの中間色を使うものとしての宿命ではないでしょうか。

 

 

 

もちろんすべての理解には誤解がついて回るので、はじめに言葉あり(ヨハネの福音書)です。

 

 

情報があふれている時代です。どこかの政治家みたいにヤジを飛ばすのは格好悪い。様々な意見を発する前に、快不快の区別くらいは最低限のマナーとして弁えるべきでしょうし、不快な言葉やなんかを使うのはもう時代遅れです。

 

 

 

 

 

風船のように、タイヤのように、しっかり風というAir=空気を入れて腹から呼吸して生きたいものです。

 

 

 

 

 今年も一年、ありがとうございました。

 良いお年をお迎えください。