土星逆行と義務について

 

5月。メイ。サツキ。トトロ。

 

風が強く吹く季節です。

 

 

GWも終わり、朝晩が冷えていたかと思うと、中盤からは天候も急激に変わりました。今年はやはり、というか気候変動の年といって間違いなさそうです。

 

 

土星の逆行期間が5月22日位、ちょうど今日くらいから始まりました。

 

今はRetrogradeといいますが、順行と逆行の中間地点ですので、流れが停滞しています。これも、逆行という無意識に入るための一種のプレリュード。

 

 

個人的にですが、どういうわけか、土星の影響力というのは計り知れないものを感じています。

 

 

まずは、土星という惑星についてみていきましょう。

 

 

 

土星は木星の次に大きなガス天体ですので、ホロスコープでは社会的天体の枠に入ります。

 

 

 

土星の引力は強く、周りをまわっている衛星は、12くらいの小惑星をひきつけているいわば理想的な構造をしています。

 

 

 

 

なぜ理想的なのでしょうか?

 

 

 

というのも、私たちがいる地球という惑星には土星ほどの引力がありません。これは誰もが知っていました。

 

 

それにより、まわりをまわっている衛星というのが、土星が12個で12:1なのに対し、地球は「月」のみの1:1の割合です。

 

 

 

 

例えるならば、椅子をイメージしましょう。

 

 

 

あなたは一個の椅子そのもの、だとします。

 

 

 

 

誰かに腰かけてもらうことで、その意味を成します。

 

 

 

しかし

 

 

 

あなたが座るべき椅子は、やはりあなたと同じ一個です。

 

 

 

人間1人に対し、椅子は一個と決まっています。

 

 

 

 

そして、その椅子には脚が2本。いつもグラグラ、不安定な形をしています。

 

 

 

 

むしろ、2本の脚で人間は歩行を覚え、座る時には最低でも3本の脚が必要だと知っています。

 

 

 

それゆえに、あなたというのは小さな範囲内で存在しているようですが、実はもっと大きな規模で、この不安定な椅子を改築していく義務を背負っています。

 

 

 

 

それは、12の衛星を持つ土星を見たら気づきませんか・・・?

 

 

 

 

そうです。土星の椅子には12本の脚がついています。

 

 

 

 

 

 

 

椅子に限らず、ボールベアリングの多い機械なんてのもそれと同じです。

 

 

1つのボールを潰しても、のこり11個のボールがあなたを支えてくれます。

 

 

 

そうやって、小さな衛星=ボールによって、あなたはあなたという不安定な中心核=感情を、自ら支えることができますか・・・?

 

 

 

 

そういう意味で、土星は理想的構造でしょう。

 

 

 

逆に言えば、すべての地球人は月と1:1になる宿命を背負っています。

 

 

 

悲しいととるか、楽しいととるかは別ですが。

 

 

 

世の中には一見して、楽しそうな人がいます。

 

しかしわいわいやって楽しい人は、規制や病気でわいわいやれないと悲しいでしょうから、1:1の宿命は、やはり地球人で平等に悲しい宿命なのかもしれません。

 

 

実は見目麗しいものは中身がすっからかんなのかもしれない。

 

 

そのブランドの財布の西欧美が凝縮されたデザインと、中身のすっからかんなのはかなりの確率で反比例している場合があります。

 

十代はそれでいいんです。

 

 

そのジュエリーの西欧美の凝縮されたデザインと、身につける人の中身のすっからかんなのも反比例しているでしょう。

 

 

子どものころ

イケイケなカブトムシを取ったあと、ぴちぴちのザリガニを池でとったあと、容器の中で翌日死んだそれらの中身がすっからかんだったことにショックを覚えたことは誰でもあるでしょう。笑

 

 

しかし人は霊長類というくらいですから他の生物とは違います。

 

生を全うしたい欲望が、人に備わってる長生きの戦略です。

 

 

 

Memento Mori。(汝、死を想え)

生きている=欲望。それでいいんです。

 

 

 

楽しそうな人が億万長者になる、という本が山ほどあるくらいですから

 

 

そうやって気持ちを奮い立たせればいいんです。

 

 

 

 

 

 

さて

 

 

また、土星には環状の輪っかがあります。

 

チリとか、破片とかを集めて惑星を保護しているようにも見えます。

 

 

最近の調査では、土星の天長には大きな六角形のクレーターがあります。

 

地球には五大元素というのがありますが、土星は6つ目の元素が何であるかを示しているかのようです。

 

音階というのは7つで出来ていますが、光の波長というのも7つです。

 

虹は7つ目の色が発見されるまでは6つで、色彩を分けて考えるようになるまでは6つでした。

 

 

 

天文学では、6+1で理論を立てて宇宙誕生を仮説としている人も多いです。

 

 

また

太陽系で直列を見たとき、6つ目に来るのが土星ということもあり、土星の記号はひらがなの「ち」と似ています。

 

「ち」からは様々なワードを連想することができますが割愛します。

 

 

 

惑星記号といえば木星。

 

 

水星、金星、地球と続くにあたり、地球以前を2としたとき、太陽から地球以外で4つめの惑星ということで、木星の記号は2と4にそっくりなのも面白いです。

 

 

 

数字については古くから、数霊術、カバラ、というのがありますので、詳しく知りたい方はそちらを検索してください。

 

 

 

 

木星といえば、最近の研究では赤外線で見ると太陽そっくりだということを発見したそうです。

 

巨大で、しかも一番古い惑星ですので、様々な隕石を吸収して、地球に隕石がいかないような仕組みを作るために、あるいは地球のバリアとして神が作ったのかもしれません。

 

 

 

 

さて土星逆行ですが、8月に太陽と重なりったのち、10月にまた順行に戻って2022年の6月にまた逆行します。

 

 

普通惑星は年に4回くらい反転しますが、私は何をもって逆行なのか、そして何をもって見直しなのか、という視点から検証していますので、それについては以前のブログを参照ください。

 

 

 

個人的な感覚では、逆行のタイミングは絶対に物質に現れています。

 

物質に現れていないときは、むしろおかしいぞ、と思う。

 

 

みなさんは、どういうタイミングで、逆行というのを認識しますか。

 

やろうとしていること、うまくいきそうなことが停滞する、とか。

 

個人のみならずこれらは

 

遅かれ早かれ、社会にも影響してくるでしょうから、大きな心でいつも以上に俯瞰するときかもしれません。

 

 

 

 

 

そんなこんなで今回は天体についてのコラムでした。

 

 

ありがとうございました。