7月の天体配置と箱舟について

 

7月です。

 

エアコンをつけ始めました。

 

 

車のエアコンは、割と早く5月くらいにつけ始めるんですが、シーズン最初のエアコンというのは、ホコリ発生器みたいに濁っています。

 

 

車のフィルターの掃除は、整備士免許でもない限り自分でできないので、何時間かつけてなんとか空気を循環して、クリーンにしてもらうしかないのだと思います。

 

室内のエアコンの開始。それは体感気温が30度くらいある証拠だといえます。

 

特に日本は湿度、むしむししますから不快指数100%。

 

エアコン以前の文明では、日本人は知恵を働かせていました。

 

 

 

夏を快適に過ごすための工夫が、街のあちこちにありました。

 

 

掛水、風鈴、うちわ扇子、そして神仏に祈願することも一つでした。

 

 

水無月の名前の由来は、農作物があれるので雨がもう降らないでほしいという、古の人々の願いから来ています。

 

 

そして毎年恒例となった、茅の輪くぐりで邪気を払ってくることで、なんか涼しくなるんですが、これは神社とかの周りが木々に囲まれていたりして、立地的に若干気温が低くて涼しいからではないかと思ってます。

 

 

風鈴の音が涼を感じさせる感性というのは、夏の虫の鳴き声だとか、夜風の冷たさだとかと同じで、五感のはたらきが関係しています。

 

 

 

感情や、感性といったものを作り出すのは、天気とか気圧とかの外的要因だけでしょうか。

 

 

それは多分間違いないですよね。

 

 

ですが、このブログのテーマでもある、「天体配置」というのが実はそもそもの発生地点だったりもするから、面白いですね。

 

 

 

では、それらを踏まえて7月のチャートを見ていきましょう。

 

 

 

 

 

 

2021年7月3日 

----- 天体配置
Planet Sign Deg Elm Qlt D/R
太陽 Sol Can  蟹  11°  
月 Luna Ari  牡羊 24°  
水星 Mercury Gem 双子 20° D
金星 Venus Leo 獅子 D
火星 Mars Leo 獅子 13° D
木星 Jupiter Pis   魚  R
土星 Saturn Aqu 水瓶 12° R
天王星 Uranus Tau 牡牛 13° D
海王星 Neptune Pis   魚  23° S R
冥王星 Pluto Cap 山羊 25° R
Angle Sign Deg Elm Qlt  
━ Mc Medium Coeli Gem 双子 10°  
━ Asc Ascendant Vir 乙女 12°  
━ Ic Imum Coeli Sag 射手 10°  
━ Des Descendant Pis   魚  12°  

----- each other (Planets)
 
  78 22 25 31 130 150 58 109 166
    55 102 109 53 72 19 32 89
      46 53 109 128 37 87 145
        6 156 175 84 134 168
          162 178 90 141 162
            20 71 21 36
              91 40 17
                51 108
                  58
                   

----- Placidus System
House 黄経 Sign Deg
  1 室 162° 乙女座宮(Virgo) 12°
  2 室 187° 天秤座宮(Libra)
  3 室 217° 蠍座宮(Scorpio)
  4 室 250° 射手座宮(Sagittarius) 10°
  5 室 283° 山羊座宮(Capricornus) 13°
  6 室 314° 水瓶座宮(Aquarius) 14°
  7 室 342° 魚座宮(Pisces) 12°
  8 室 牡羊座宮(Aries)
  9 室 37° 牡牛座宮(Taurus)
  10 室 70° 双子座宮(Gemini) 10°
  11 室 103° 蟹座宮(Cancer) 13°
  12 室 134° 獅子座宮(Leo) 14°

 

 

 

 

 

普段なら、なんとなく見る程度でいいのですが、このチャートを見る限りわかるひとにはわかるというか、ちょっとやばい配置になっているのがわかります。
なにがやばいのか、というと。
しし座に入った火星が、対向星座のみずがめ座の土星と、そしておうし座の天王星に対してTスクエアを作っています。
良い意味で、これは天王星によって調和が保たれています。
というのは、90度が「事故」とか不吉なものを象徴しています。
そして火星は「禍」の星というのがありますから、天王星という「突発的なこと」が、90度を作ることでさらに加速する。
すると、月という感情を司る惑星にはほったらかしの牡羊座、これも「火」の属性にあたりますから、なんとなく感情的なものを個人に働きかけます。
ぶっきらぼうで、ぶきっちょな人が、急に衝動に駆られて計画をしますが、計画で止まればよいものを、まとめてしまうことで正当化します。
世間では、東京オリンピック開催がそれにあたります。
この座相は今月いっぱい続きそうですが、厳しい角度というのはこの夏の終わりまでです。
預言者のような人が、何かを予言するかもしれません。
予言について否定はしませんが、注意するのは予言と預言の違いです。
預言は、神や絶対的な大きなものから直接的に、選ばれた人にのみ降りてくるメッセージのことをいいます。
旧約聖書で、モーゼがそれにあたりますし、ノアの箱舟を作ったノアが預言者といえます。詳しくは、ラッセルクロウ主演の映画「ノア」をご覧ください。
そういやあの映画はB級扱いされていますが、ノアという個人にスポットあてた命のサイクルみたいなエンディングが、そこいらの戦争映画より感動的でした。巨人とか、箱舟のスケールとかは「天地創造」のリメイク作品として申し分ないですし、役者もいいので個人的には傑作でした。
預言について、別の視点からいえることがあります。
新約聖書の話になりますが、イエスキリストという人物が預言者だといわれています。
イエスは神の子、という職業(Vocation)でしたので数々の秘跡を実現しましたし、病人を治すとか、ついてきた民衆を一人で食べさせていたとか、とにかく預言者としてあるべき行為というのを自覚していましたし、馬小屋で生まれる瞬間から周囲を圧倒し、30歳から実行していました。
もちろん2千年前の書物なので、色々と突っ込みどころはあります。
しかし、エリヤ、モーゼ、ときてイエス、という預言者の流れを作っていることは確かですし、その後に続くイスラムの預言者アッラーという流れを作っているのも事実です。
つまりそれは、見方によってはイスラムの過激派を作っている。
とも言えます。
ジハード(聖戦)です。
悲しいですね。
話が長くなるので、詳細は省きます。
このように、時の流れを節目節目で更新していくには、預言者というのを必要とします。
よって、現代では預言は「一般人」以外の血筋とか、そういう権威で守られているのが普通です。
では、予言とはなんでしょうか。
予言は、ある情報を前もって知らせておくことで、ホウ、レン、ソウを基本で覚えた社会人1年生のことです。そこには預言のような内容のものはありません。
私は神でどうとかっていう人がいますが、これもおかしな話で、経営者や資産家のような人々が、こういう思想に染まってしまっているようです。
株主、とか投資家、というのはなんなんでしょうか。
一般市民になんか文句でもあるんでしょうか。
これまた悲しいですね。
さて、なにがいいたいかとうと、これから現れる預言者と、そうではなく一般にいうスピリチュアルな予言者というのは月とすっぽんくらいなもんで、何か交渉をもちかける人物、例えば金銭的にタダだし皆やってるのに、とか。
安いからとか、日本人はとにかく安さ、文字、というのに釣られますから、見極めていきましょうということです。
うまく断れるといいですね。
さて、告知です。
補足です。
箱舟というのをArk(アーク)といいますが、フランス語でアークといえばジャンヌダルクのあのArc(虹)です。
同じ発音かどうかは別として、同じカナ表記でとてもいい響きだなと思いました。
アークという映画もこの前出てきました。
そんなことを考えていました。
今回も精読いただきありがとうございました。