6月に入り、アジサイが見ごろを迎えています。
毎年このブログにも書いていますが、日本原種アジサイ。
どこの国に行けば、こんなカラフルな花があるんでしょうか。
6月の特徴は、節気です。
21日の夏至を境に、陰陽でいうところの陰に入っていきます。
春に開いた植物はちょうどこの夏至を境に、枝を伸ばすのをやめます。
夏至までに、めいいっぱい葉を広げておくみたいです。
さて
最近、久々に楽器屋へ。
楽器屋は私の中では楽器のプロが常駐しているメンテナンスの専門店だと思っていて
すべての楽器には、それぞれの専門の担当者がいて豊富な知識で説明してくれます。
知らないことを聞いたり、知ってたけど意外と十分にパフォーマンスを発揮できてなかったことなどを専門家と意見を交わして話し続けています。
それだけ、何時間も楽器屋にいることが多かったです。
楽器を選ぶために、ファーストギターを買った高校生の頃を思い出します。
あの頃は高校の帰りに、スタジオを借りて録音していました。
なんであの時、エレキギターの世界に入り込んではまっていたのか自分でも当時はわからなかったです。
今は、弦をネットで買える時代ですからほとんど楽器屋にはいかなくなっていました。
何回も日を分けて、試し引きをお願いしました。
店員さん、ありがとう。
店内で適当に音を出していると、どうやら自分はかなりレアな弾き方をしているのだとわかりました。
ギターはK,Yairiの6音下げでいつもやるのが普通。
そういうと、店員さんに「メタルですね」といわれて、ああそうか。これはメタルだったのかとわかりました。
これからも、メタルをやり続けたいと思いました。
世間には、何度下げたらこのジャンル、みたいな物差しがあるらしいです。
レギュラーチューニングは嫌いで、ベースラインを大事にして、なおかつ4弦以降はしっかりと
そんなわけで、中古ギター。
いつもそうなんですが、中古というのは前のオーナーの何かが入っているらしく、弾くとすぐになんか曲が出てきます。
それだけの念力というか、無意識の何かがはたらくのが中古の面白さだったりします。
しばらく弾くと、その念は成仏するのか、さっと消えてなくなります。
それもまたよし。
オリジナルをアップしてます。
オリジナルの場合、カバーと違って面白いのは
客観的に自分の感情を観察できるという点です。
例えば、感情が「不足感」ならそれは恋愛じゃなくても
自己肯定感が充足してさえいれば、さっと消えてしまう感情だったりします。
創作とは何でしょうか。
よく「心を込めて」つくるといいますが
本当に入魂して、心を込めて作る時、それは苦しいのが普通です。
逆に、苦しくないものは入魂していないでしょう。
でも苦しいとか、弱いとか、なかなか作った側も受け取る側も
強要されているようでなんかつらいですよね。
NO PAIN,NO GAIN みたいな精神論
になってくるともう、やる気も失せてしまいます。
それなら実用的なものだけを作ればいいじゃんという人もいます。
でもアートとかは非実用的なものですから、それを芸術の役割というのかもしれません。
そんな野暮な説明を添えて
今日は満月です。
要するにそういうアートの役割とか、苦しみを曲にした感じの曲です。
そういや
メタル、という音楽はハードロックとも分けて考えられますが
ルーツによってメタルと、ハードロックは分けられているらしいです。
ドンシャリのノイジーなサウンドを、白黒の衣装と化粧でやる、マイナーコードの様式美を求めているのがメタル。だからブラックサバスがルーツといわれています。
イギリスのレインボーとか、ディープパープル系列になっていくわけで、この流れは北欧にわたって、速弾きとか、変態プレーとしてメタルの本流になったわけですが、諸説あります。
ハードロックだと、ブルース系のロックがルーツになっています。
この辺りがメタルと違うとか。
確かに、同じ爆発頭に厚化粧をしているヴァンヘイレンとかガンズアンドローゼスはしっかりとしたブルースのギターをベースにしています。
私の場合、クラシック出身なのでやはりメタルになるのだと思いました。
クラシックギターを使う方が、出したい音に合うので今のギターにしました。
アコースティックだと6弦全てがブロンズとかの金属の弦なので、弦同士が共鳴してどうしても金属的な音になるので、録るともっと金属的に聞こえます。
むしろクラシックギターは6,5,4弦の上の弦がバイオリン弦のように多重巻のスチールで、3,2,1の下の弦はテニスのラケットのガットのような太いナイロン(巨大魚釣り用の釣り糸ともいう)なのでゆるく響きます。
緩さという意味では、このクラシックギターの弦を使ったウクレレが最強の緩さですが、4弦の変則チューニングとかは私向きではありませんでした。
マンドリンをたまに弾くのですが、バイオリンと同じチューニングなので個人的には弓がない分、すごく弾きやすいと思いました。
バイオリンは弓が大変な作業なので何百時間の練習で筋肉をつくっていかないと、さあいきなり弾いてくださいといわれても、全然いい音が出ない点、やはり暴れ馬だなと思います。(馬の毛だけに)
そういった、アナログな練習量と比例して出したい音を出せるというのが、クラシック音楽の最大の魅力ではないかと思います。
ピアノの構造も弦ですが、シャープとフラットの間を打てない、という点においては平均間隔が全てなので、音律という基準以外のものを表現することができないような気がします。
そんなわけで、屁理屈を述べて私が何を言いたいかというと
土星逆行がしばらく続きそうなので、2022年の後半は「やり方を見直していいかもしれない」ということでした。
ありがとうございました。
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