梅雨明けして、また台風の季節になっていきます。
夏至以降の、天体の影響はめまぐるしく感じます。
火星を1つのキーポイントとすれば、7月3日以降が重要です。
火星の意味する男性性が、牡牛座に移動しました。
今までとは一変しますから、落ち着いてものごとを決めるのが第一。
とはいえ、牡牛座というのはじっくりマイペースが特徴です。
とことん考え抜いて、直感の導く方へ行く、といった感じです。
直感というのは、記憶の海から一匹の魚を釣り上げるみたいなニュアンスです。
その記憶情報は、すべてが過去の出来事ということになります。
脳は、過去の記憶を美化したり、偏見によって歪めることを好みます。
私たちは実は、無意識によって完全に操られています。
見えているものごとを、意識と呼びますが
意識がどこにいてもあるのは、やはり無意識がそうさせているからです。
眠っているときに、前にもブログで書きましたが、整理整頓されてます。
2022年の下半期は、火星がテーマかなとも思います。
人間は無意識に、闘争と逃走の選択をしています。
男性らしさというのは、強がることです。
じゃあ男性が強がるのを諦めたら、どうなるのか?
女性の中にも男性性はあるので、女性でもいえることです。
今までそうだったからそれをやる、というルーチンがありますが
それはやれそうなことを選んでいただけで、集積した時間の記憶の海から、いつも同じ餌で釣れる同じ魚を釣っているのと、あまり変わりません。
成人にとって、記憶の海は生活のための海だったりします。
海のすべてが記憶という水で出来ているので、実際の海がただ果てしなく広がっているように、私たちの脳内には所狭しと配置された水溜まりがあります。
それを海馬とか、なんとかいいます。
やれそうなことを選んでやっている分には、人は強がる必要なんかありません。
生存上、強い方が得をするという論理が昔はありました。
現代でも、古い脳の記憶の中には、そういった水が含まれています。
水の影響を受けて、弱いものを区別して自分の位置を守ろうとするのが、この古い脳の直感だと思います。
その時に弱いものという概念が生まれれば、いじめになりますし、DVになります。
私たちの脳はクセが強いので、この辺りのインスピレーションとかスピリチュアリティをよく把握できていません。
でも、すべてそうなるには理由がある、としたらどうでしょうか。
その理由というのは、地球を取り巻く「天体からの影響」を、私たちの脳内の記憶の海が感じ取っていて、その重力や波動で満潮や、干潮を迎え入れているだけだとしたら、納得できます。
私は天体を易学や心理学から研究していますが、自分にはどうすることもできないことに関しては、すべて諦めます。
というのは、はじめから私たちが創造されている時の完全状態をバックアップする機関が、宇宙の外にあるのではないかと思うからです。
そこで保存されているなら、地球上の肉体はやはり受け入れられる状態を作っていく必要がありそうです。
別にボディビルダーになれとはいいません。
創った神が創った体は、はじめから強いのだから。
なにもわざわざ、強さをみせびらかしたりする意味がないからです。
私たちの出生のホロスコープには、すべて書いてあります。
ホラリー占星術で見れば、すべてを的確に当てていくことがあります。
何歳でしゃべって、何歳で事故、どこで出会って、いつ別れるか。
ホラリー占星術が、邪道というレッテルを張られた理由もここにあります。
なぜなら、ホラリーは、いつ死ぬのかを当てられるからです。
この辺の話は長くなるので省きます。
要するに、占いイコール、死期を予言しちゃいけない現代の西欧占星術になったわけです。
履いて捨てるほど占い師がいますが、あなたいつ死ぬよってズバリ当てていう人がいないのは明らかです。
ズバリいっていた方はなくなられました。
そこが予言と、占いの違いだったりします。
ああ、当てて来たから優れた占いだ、というのも脳の歪みからきている誤解でしょう。予言ではないのだから。
死期を当ててもらいたいなら、かかりつけのお医者さまに聞いたほうが良いでしょう。
生産者から離れている生産物の、消費期限とか、賞味期限は常に消費者の
自己責任ともいえるかと思います。
がんになる、とか。事故で即死する、とか。
あらかじめ、定められた星回りを生きている中で、占いによって予言されたり、医者によって矯正されたりすれば、パラレルワールドが枝分かれしていくのだそうです。
なのでホロスコープは天体からの波動をどう受けているかの、ただの出生のトリセツ、といってもいいのでしょう。
たとえば
女性性は保守的ですので、本人以上に本人がより続けられそうな選択をします。
これが金星という女性性の影響力といえます。
一方、火星。
強いふりをする、ということが火星的な影響だということがいえます。
その人のホロスコープ上のクセなんだと思います。
クセを理解し、直してください。
そういうメッセージが、すべてのスピリチュアルアドバイザーから今まで何億回いわれてきたことでしょう。
スピリチュアルというのは、クセを直すことです。
こんなエピソードがありました。
お守りが捨てられません。どうしたらいいでしょうか。
人は共通して脳のクセに支配されている、と書きました。
下手くそな動画を見せびらかしたい、という虚栄心もクセです。
結局、この方は遠くに行って何かを買ったから、ご利益があったので、成功体験を味わったから、お守りを買ったのだと思いたがる出生の金星をお持ちのようでした。
成功すると、脳は報酬系を探しますから、また次もという具合に
何かと高額なお守りを買ってしまいます。
高額というのが多分、そうさせています。
それが霊感商法なのですが、現代で悪人の生活を支えたいと思う人は、なかなかいないと思います。
その方は、人と違いたい、という出生のさそり座を自覚していました。
自覚している悪、というのは浄化に向かいますから
買いたい人はどうぞ自由に買ってください。
ですが、悪は栄えません。
そのさそり座の毒気というか、差別的な雰囲気というのはどちらかというと女性性で表され、水のエレメントということになっていますが
砂漠にもサソリは沢山いますから、私は個人的にはさそり座は男性性だよなと思ってしまいます。
クソ暑くたってへっちゃらな顔をするし、食べて無くたって、高楊枝です。
そういうところがあるから、にんげんは愛嬌たっぷりなんです。
女は愛嬌、といいますが
男も愛嬌、ということで人間万歳です。
女はつよく、逞しいものだと思います。
男が作り上げた論理では、女はかよわいし、弱いとなっていますが。
それは男の作った論理に、都合がいい虚像を女が合わせているだけです。
男女というのは、双方が演じているドラマの形だけで
脚本は人類誕生から、あまり変わっていないんじゃないでしょうか。
いい加減、強がるのをやめませんか。どっちもどっちなのだから。
そんなわかりきったこと、と思う方はお暇なときにでも映画の「ハンコック」を観て下さい。
時間を有効に使いたいものです。
今の時期、南の夜空には三ツ星のきれいなさそり座がしっかりと見えます。
さそり座の一番星アンタレスは戦いの神、アレス(火星)にそっくりです。笑ってしまいます。
アンタレス=ギリシャ語で「火星に比類するもの」 |
といったところで今回はこの辺で。
ご精読ありがとうございました。
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