7月です。
夕方になると、どこからともなくセミの声が、どこかさみしげです。
今年もひぐらしの鳴く季節になりました。
いつもありがとうございます。
先日、易学のブログをアップしてさそり座と火星について書きました。
それを見ていて、ふと思ったので書きます。
さそり座の守護性は、トランスサタニアンを入れないと火星でした。
近年になって冥王星が発見され、さそり座の守護性になりました。
天体と星座の関係では、結構こういうことがよくあります。
でも、さそり座だからといって冥王星の逆行を恐れるとか、火星のスクエアを恐れるとかではないと思います。
困難とか苦痛とか、マイナス面の感情とか、殻を破る新陳代謝を繰り返すのがさそり座の得意とするところです。
その破壊と再生のエネルギーというものは、すさまじいものがあります。
出生にさそり座冥王星をもっている世代は、日本ではバブル期からバブル崩壊の10年位です。
その間に生まれた方は、みなさそり座冥王星の恩恵を受けているといえます。
男女の独身率が6割くらいになったと、ニュースでいっていました。
この数字をみなさんは一体どう解釈しますか?
独身が花なのだということなのでしょうか。
突然ですが、質問です
あなたはどう見られているか。
外見的な印象、つまり第一印象をアセンダントといいます。
アセンダントという無意識の自分と、その人の実際の太陽星座との差を、ネイタルチャートから分析し、歪みを改善することが占星術の目標です。
クリエイターが個性をいかに生かすかの計画にもこれがいえます。
例えば、有名なアイドルグループの創始者はホロスコープを使ってグループメンバーを決めていました。
スランプ克服のアプローチも、今以上の成果を期待する人向けに提案することができます。
私の場合は出生のアセンダントがさそり座で、誕生色がワインレッド。
なのでなんとなく今年は安全地帯さんをよくカバーしました。
さて、この前ある人とこんな話をしていました。
占星術家は、人の内面をのぞき見するから趣味が悪いか、どうか。
もうテーマがおかしいんですが、そもそもおかしいかどうかというのは、ある意味おかしいと認めているわけですが。
タロットや、人相、手相もそうだと思うんですが、それぞれの生まれつきのデータというのを、本人は意外と無自覚です。
なので、占い師に「客観的なアドバイス」を聞きたいと思うわけです。
それは、仕事運とか結婚運とか、家族がどうとか病気とか、恋愛運とかを結局は自分ではわからないと思っていることです。
わからないからお金を払って占い師に聞きたい。
そこに、一本の希望の線が見つかればそれでいいというのが、彼の意見でした。
またある人は、占いへの不満というか不信感のすべてをぶつけてきました。
かなり年配の方なので、ちょっと理解に苦しんだんですが
多分彼は占いというものをすべてオカルトだと信じ込んでいるようでした。
弱さを怒りに変えるというのは、典型的な自己防衛の手段なのでそういう人とはあまり関わりたくないというのがあります。
怒りとか、正義ぶった感情というのは伝染します。
その場限りで起こる、怒り。
怒っている人は、一見して強そうに見えます。
しかし、赤ん坊が泣くときのような、SOSのための叫びだとしたら
どの大人も弱さの象徴、赤ん坊と大して変わりません。
大人の幼稚性というのも、この頃かなり深刻な気がします。
アイドルグループ、インスタグラム、背格好の同じ踊り子、全身黒い人、マッチポンプのYoutuber、アニメ声のTV番組、etc。
私はTVを見ないのでわかりませんが、全メディアが報じている政治家の暗殺とか、警察の供述とか、医者の供述がすべて独り歩きしていると思いました。
それが、犯人はカルトだという日本で最も恐れられているもの、というふうに決まれば、他の可能性を全く考えなくていいようになります。
この辺の話題については前にも、ブログで書いたんですが
バカの壁の、養老先生が言っていました。
日本が海外に後れを取っているのは、日本は世間=思想だからです。
哲学なんて役に立たないけど、世間という大多数の賛成の意見はすぐに役に立つから、危険だという情報だけは信じられるから思想なんだ、と。
それは言い換えれば、特定の宗教がないから。です。
すごい国だと思いませんか。
アフリカの、貧しい僻地にだって信仰はあります。
アメリカの移民たちにも、アイデンティティという名の宗教とか哲学があるから、ああやって知らない土地でも0から知恵を出し合って共存できています。
格差の激しいインドでさえ、お金持ちもこじきも同等に信仰心をもって生きています。
中国は、共産党で一色ですから、これもある種の宗教です。
カルトといえば、アメリカのKKKがトランプ派を支持していたり、イルミナティ系のカルトが株価を操っていたり、とまあ陰謀論になってくるんですが
政府に資金援助して、カルトが裏金を作っている構造なんてのはどこの国でもありそうです。
この前の犯人が、CIAの下部組織で銃を崇拝するカルトだったというのも、計画的に自衛隊に入ったから実弾で打てたとかいうのも、ある方向からの視点に過ぎない気もします
百聞は一見に如かず。
実際の現場とか、被害者加害者の因果関係とか、私たちはまったく自分の目で見て、聞いていないわけですから、その事件の背景に何があるとかいう想像力はある意味では模倣犯を生みます。めんどくさいからもうカルトということになったんでしょうね。
だって、上層部の考えなんか知らないし、めんどくさいですから。
アメリカの銃規制の問題の方が、よっぽど深刻です。
今や独立記念日に銃をぶっぱなつのが、アメリカということになっているので
このアメリカの精神崩壊の現状というか、うーん
現地のアメリカ人によれば、銃の問題がイコール精神病、ドラッグ、貧困の問題になっているといいます。
閉鎖的な空気というか、アメリカはもうやばいところまで来ているらしいです。
世間を困らせているのは、もはやカルトだけではない気もします。
ではまた次回。
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